青木竜blog

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四季の山を愛す

Would you like to climb a mountain?

プノンペン(3日目②)

キリングフィールドではポル・ポト政権時代の残虐さを目にした

信じられない光景の連続だった

 

バイクにまたがり、キリングフィールドを出る

晴天なのに気分が晴れない

 

その後、トゥールスレン虐殺博物館に向かった

行ったほうが良い場所だと勧められたためである

 

キリングフィールドから30分

google map が難なく案内してくれたおかげでスムーズに移動することができた

 

トゥールスレン虐殺博物館の入口

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入口で入館料US$5を払い

オーディオガイドUS$3を勧められたが

poorで手持ちが少なくなっていたため泣く泣く断った

(空港で食べる物も買えない状況を危惧した)

 

ゲートを通過して5mほど歩いたところで

職員と思われるおじさんに呼び止められる

 

「Japanese?」と聞かれ

「いぇす」と答えると

 

私に背を向け受付に戻るおじさん

その後、オーディオガイドを手にしてこちらに歩いてくる

微笑みながら無言で私に差し出し

これ持ってけ、と

ありがたい…

 

私が財布の中身をチェックして諦めた姿を見ていたんだろう

「たった400円も払えないのかコイツは」

と思ったに違いない

はい、そのとおりです

 

カンボジア人の優しさ

噂どおりである

 

トゥールスレン博物館

もとは高校だった建物

反革命分子を廃絶するため、次々と市民を収容していった

 

周囲には2mを超える外壁と有刺鉄線

2年9か月の間に1.4~2.0万人が収容されたと言われ、そのうち生還できたのは8人とされている

 

敷地内の様子

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3階建ての建物がいくつかある

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教室内には当時のままのベッドが

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床には赤い塊が今も

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もう少し知りたい方は

「トゥールスレン」

「Tuol Sleng Genocide Museum」

を検索してください

 

オーディオガイドから聞こえてくるのは

耳を疑うような内容ばかり

写真なども数多く展示してあり

心に突き刺さるものばかりであった

 

オーディオガイドを返却しおじさんにお礼

博物館を出てレンタルバイクを返却するため

Googlemapを起動

 

バイク返却後はトゥクトゥクには乗らず歩く

荷物を預かってもらっている東横インプノンペンに向かう

 

途中、パイナッポーの露店があったので購入

2つで100円くらい

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小さく見えるが大きいぞ

 

ココナッツジュース屋さん

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お腹いっぱいだよ

 

夕刻前、ホテルに到着し

預かってもらっていた荷物を出してもらった

 

空港まではホテルの車で移動

 

23:00発  成田行き

成田着は5:00頃

 

少し腹ごしらえをしないとと思い

空港のフードコートで

正体不明のカレーを食す

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カンボジアでの最後食事

美味しかったぞぉ

 

こんなお店もあった

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無計画な旅のようだが

サッカー関係の方との交流が目的であった

 

世界は広い

 

またいつか旅に出よう